僕がうつ病で仕事を退職した経緯とその後…
あまり人には話したことがありませんが、今回は僕がうつ病で仕事を退職した経緯とその後についてを話します。
少しでも誰かの役に手たらと思います。
その日は突然やってきた。
ある日の朝、いつもと同じように会社に行く準備をしていました。
いつものように着替えて、顔を洗い、身支度を終えて、朝食を食べようと席に着きました。
食べられない…
次の瞬間、目から涙が溢れ、その場から一歩も動けなくなってしまいました。
会社を休み、翌日出社しようと試みるも行くことができませんでした。
はじめての心療内科
ちょっとまずいんじゃないか?
なんとなく自分に対して違和感を感じました。
妻にも相談し、意を決して病院に行くことを決めました。
実際に電話をしてみると、どこも予約でいっぱいでした。
早くても1ヶ月先、2~3ヶ月先まで予約が入っている医院もありました。
「申し訳ありませんが、今は新しく受け付けてないんです…」とも言われ、10件以上連絡を取り、予約を試みましたが、それでもだめでした。
多いとは思っていましたが、こんなにも通院する人が多いのかと驚きの現実を目の当たりにしました。
やっとことで予約を取り付けることができました。
状況を話すと、ある医院が「すぐに来れますか?」とその日に急遽、行くことが決まりました。
?と思いながらも、自分やばいのかな?と感じながらも早速準備をして、病院へ向かいました。
病院に着き、受付を済ませ、問診が始まりました。
結果、うつ病と自律神経失調症の診断を受けました。
やっぱりというか、納得というか、そんな感情でした。
退職に向けて
先生とも相談し、会社を辞めることに決めました。
その後、診断書を提出しに出社を試みましたが、行けませんでした。
会社の最寄り駅に到着し、近くまで行くも1日彷徨う自分。
こんな日が何日か続き、退職を電話で伝えることにしました。
oka:電話で申し訳ありませんが、辞めさせて下さい。
会社:業務はどうするんですか?
経費も出してるのに、それでいいと思ってるんですか?
とりあえず会社に来て下さい。
一度は行くと伝えたものの、やっぱり出社することができませんでした。
その後電話での受け応えも恐怖を感じ、出れなくなり、毎日何十件と着信が入り、LINEにも数十件、もちろん見ることもできず、自分のスマートフォンに触れることも怖くなりました。
終いには会社の人間が家にも来ました。
朝家族が出かけて、夕方帰ってくるまで、布団をかぶり、一歩も動けず、震える時間を過ごしました。
今思い返しても、テレビなどでよく見るようなワンシーンと同じでしたあれは。
何もすることができなくなった僕は、結果的に妻にやりとりをしてもらい、必要書類を郵送して、退職の手続きしました。
療養期間3ヶ月
「最低でも3ヶ月は何もしないでください」
これが医者に言われた言葉でした。
仕事に関すること、会社の人とのやり取り、前職で関わった人など、すべて距離を置いてくださいと言われました。
僕はIターンで引っ越してきたので、知り合いは他にいませんでした。
その繋がりもなくなり、リアルに交流できる人は近くにはいなくなりました。
ここで始めたのがブログです。
時間があったので、自分がこれからどうしていきたいのかを見つめなおすいい機会になりました。
具体的にはなりたい自分の見つけ方と叶え方に書いてみたので、読んでみて下さい。
最後に
もし以前の僕と同じような状況だったり、あなたのまわりにそのような可能性のある人がいたら、この記事を教えてあげて下さい。
きっと少しは力になれるはずです。
うつにならないための最善の策は、適切な人に相談することです。
なかなか難しいのですが、適切な人とはあなたを理解してくれて、あなたに選択肢を与えてくれる人です。
当時の僕のまわりにはいませんでしたが、友人や知人や身内よりも、専門家に相談することをおすすめします。
もし今あのときの状態だとしたら、僕はオンラインカウンセリングなら「cotree」にお願いすると思います。
◆自分にとってのカウンセリングとはなにかについて書いてあります。