ブランディングとは「〇〇と言えば〇〇」。ブランドについて分かりやすく解説。
サービスやコンテンツなどの売るものは決まっているけど、思ったように売れない…。いろんな方にお会いして頂く声です。ではどうしたらもっと必要とされるのだろうか?と考え、たどり着いたのが”ブランディング”でした。多くの方がこの言葉は知っていると思いますが、実際に意味やその価値について分かりやすく解説していきます。
ブランドとは?
ブランドの成長を促進サポートする専門会社が世界には存在します。
インターブランド(https://www.interbrandjapan.com/ja/index.html)という企業で、ブランディング(ブランドを創る)専門会社として、戦略、クリエイティブ、テクノロジーの組み合わせにより、クライアントのブラ ンドとビジネス双方の成長を促進する支援を行っています。
その中でも企業価値を評価するランキングを公表しているので紹介します。
画像を見ると、トップの企業は誰もが知っています。どんなサービスを展開していて何を扱っているのかを私たちは分かっています。ブランドとはシンプルに「自分(自社)をどれだけみんなが知っているか?」ということです。
「〇〇と言えば〇〇」この状態が出来上がっているのであれば、ブランド化されているということです。
あくまで一例ですが、
- 醤油→キッコーマン
- 学習ノート→コクヨ
- コンビニ→セブンイレブン
- 野球選手→大谷翔平
- お笑い芸人→ダウンタウン
このように、人の中にはある程度の方程式のようなものが出来上がっています(その人によって違う)。
身近なところだと、
- 相談相手→○○
- 飲み仲間→○○
- 休みの日に行くところ→○○
あなた自身が誰か(潜在顧客)にとっての何か(問題解決)になることができれば、それがブランドが確立された状態です。
自分に合ったブランディング(ブランドづくり)を
すべての人に知ってもらう必要はありません。というよりは不可能です。それよりも、あなたを必要としてる人、価値を感じてもらえる人にしっかり届けられることが重要です。
ブランディングと似たような言葉でいうと、差別化、USP、マーケティング、集客、強み…たくんあるけど、どれも今よりもより多くの人に知ってもらい、利用してもらうための手段です。
重要なことは、あなた(会社)の掲げる目的を達成しお客様に喜んでもらえてるかどうかということです。
お客さまは世界なのか、日本なのか、地域なのか、商圏はどこですか?八百屋さんの店舗を構えていて、地域の方がお客様なのに海外の情報発信をしても効果はありません。それよりも今日の一押しの新鮮な野菜を分かりやすく陳列したり、おすすめの料理方法をお伝えした方が、お客様には喜んでもらえるのです。
日本全国がターゲットのオンラインショップであれば、商品だけをアップしても売れません。それよりもデザイナーさんの想いや、ビジョンをブログやnoteでテキストで綴ったり、tiktokやYouTubeで映像で届けたほうが伝わるかもしれません。
自分が届けたい相手(お客さま)誰で、どんな問題を抱えているのか、何を求めているのか、自分は何が解決できるのか。求めてる人がいるから、届くし利用してもらえるのです。自分が売りたい気持ちだけが先行して、相手(お客さま)が不在の方がとても多いです。
まとめ
「ブランド」ときくと、どうしても高級なものをイメージしてしまいがちですが、そうではありません。今はまだ何者でもなかったとしても、これから自分自身(自社)をブランディングして、少しずつ価値を高めていきましょう。売れるためには誰かのブランド「○○と言えば○○」になる必要があるのです。
今後は「ブランド構築=ブランディング」についてお伝えしていきますので、1歩ずつ行動に移していきましょう。