知識0(ゼロ)でも大丈夫!フリーランスとして開業の準備で失敗しないための3ステップ
フリーランスで開業を考えているけど、実際に何から手をつけたらいいか分からないと悩んでいませんか?
こちらでは、あなたがフリーランスとして開業の準備で失敗しないための3ステップを紹介します。
これは僕が実際に開業した際に準備した経験も合わせて、お伝えします。
退職する前に
クレジットカード申請
会社勤めのときは全く気になりませんが、開業してフリーランスになると社会的信用がなくなります。
事業に必要なものがネットでしか手に入らず、支払い方法がクレジットカードのみなんてこともあります。
持ってないという方はあまりいないと思いますが、是非所持しておくことをお勧めします。
②住宅、車、借入などのローン契約
先ほどのクレジットカードと重なりますが、社会的信用がなくなります。
ローンを組む予定がある、または申請中の場合は、終わるまでは退職するのは控えたほうがいいです。
直接ではなく聞いた話ですが、住宅ローン審査中に起業して借入の金額が1/3に減ってしまった方もいるそうです。
リサーチ
①ライバルの存在
あなたと同じ事業をすでされてる方はいますか?
もし近くにいるようでしたら、いろいろ調べてみましょう。
いなくても、ネットで見つけることができるはずです。
オンライン、オフライン、ツール、立地、価格帯、サービス内容など、ライバルが分かるようになると、お客さんに選ばれるための対策を立てられるようになります。
③自己分析
あなた(もしくはサービス)の売りは何でしょうか?
どんな人のどんな悩みを解決することができますか?
これに明確に答えられたら、あとは計画を立てて実行に移すだけですね。
●もし分からないという方は、こちらを参考にしてみてください。
➡自分だけの魅力の見付け方
③事業計画
これがものすごく重要です。
もちろんなくても開業することができますが、しっかり作り込んでからスタートした方が、うまくいく確率は上がります。
考えてみてください。
全くの料理の素人がフレンチを作るとします。
なんとなく食材を買って作り始める人と、レシピがあり、その通りの食材をそろえ、料理を開始する人では、どちらの料理がおいしくできると思いますか?
結果は全く違うものになります。
なので、準備の順番は様々ですが、実際に動き始める前には、その時点での最善の計画を立てましょう。
★各地の商工会議所に簡易的な事業計画書のテンプレートがあるので調べてみてください。
★融資を検討される方は、こちらを活用してみてください。
準備するもの
各種届
①年金の手続き
退職後厚生年金は務めていた会社が脱退の手続きをしてくれます。
国民年金の加入は自分自身で行うので切り替えましょう。
②保険の手続き
退職後の健康保険には、健康保険任意継続、国民健康保険、ご家族の健康保険(被扶養者)のどれかを選択できます。
③開業届の提出
管轄の税務署に開業届を提出しましょう。
その際にコピーを取り、2枚に受領印をもらうようにしましょう(控えはないので)。
事業用の口座を開設する際や、その他で必要になることがあります。
➡個人事業の開業・廃業等届出書(提出用・控用)(PDF/865KB)
④青色申告
青色申告をせずに、白色申告でもできます。
ただ青色申告の場合、特別控除で最高65万円が控除することができたり、4つの特典があります。
⑤その他、職種により必要な届け出
業種によりますが、自分の事業に必要な届け出を行いましょう。
例えば、店舗を構えるような場合は、営業許可の申請が必要になります。
準備するもの
①印鑑
法人であれば、実印、角印、銀行員、認印、ゴム印の5つが一般的です。
フリーランスの場合は個人なので、実印と領収書や契約書などに使えるゴム印があれば十分です。
ちなみに僕が普段使ってるのは、こんなゴム印です。
②口座
屋号の口座は無くても問題ありません。
ただ、入金時に屋号の口座であれば、個人の口座よりは信用が上がるという理由です。
僕は問題なく作れたのですが、銀行によっては開業届の写しが必要になりますので、準備しまておきましょう。
③領収書
100円ショップで売ってますので、準備しましょう。
④印紙
領収書を発行する場合、金額によって印紙税がかかります。
⑤書類関係
契約書、利用規約、プライバシーポリシーなど事業において必要なものは準備しましょう。
⑥名刺
ここからは絶対に必要というわけではありません。
ただ、準備した方が絶対にいいです。
だんだん名刺がなくても成り立つ事業も増えてきましたが、まだまだ必要です。
特に田舎や、相手の世代が上になればなるほど、名刺は必須です。
●どこで名刺を作るか検討してる方は、こちらが安くておススメです。
➡高品質フルカラー名刺100枚980円。豊富なテンプレートでwebで簡単作成!
⑦仕事用メールアドレスの取得
ここからは絶対に必要というわけではありません。
ただ、準備した方が絶対にいいです。
今は、ほぼお金がかからず取得できます。
どうしても必要ないようでしたらgmailとかでも構いませんが、フリーランスとして信用が落ちますし、おススメできません。
●1円から作成できます。
⑧ホームページ・ブログ
どの世代をターゲットにしてるかによりますが、何かを探すときに基本的にはネットをまずは見ます。
ネット上にホームページ、またはブログのような24時間いつでも閲覧できる媒体は是非持ちましょう。
⑨SNS
人と繋がるため、自分を知ってもらうために活用しましょう。
⑩会計ソフト
確定申告や日々の計上を自分やる、もしくは経理がいる場合は必要ありません。
★オススメ
⑪チラシ
あなたの事業のターゲット層、住んでる地域、商材によって使い分けましょう。
僕の住んでいる新潟では、しっかり紙媒体の反応を取ることができます。
まとめ
完璧を求める必要はありませんが、フリーランスとしてうまくいくかどうかは開業する前、準備の段階でほぼ決まります。
僕も開業前に全て準備できたわけではありませんでした。
まずは準備、できるものからでいいので、是非動き始めてみてください。