失敗しないための新潟移住のホンネ。埼玉からのIターン。
2019年きっかけは身内の都合でしたが、妻の出身地であること、自然が多いこと、今後の子育ても視野に入れて新潟への移住を決断しました。
Uターンで移住者はちょこちょこいますが、Iターンの方はあまり見かけなかったです。
同じように移住を考えている方が、「こんなはずじゃなかった」と失敗しないための記事になればいいなと。
はじめまして、ダオカです。
僕は埼玉で幼少期を過ごし、東京で一人暮らしをはじめ8年、神奈川1年、千葉1年、埼玉3年と移り住み、33歳で新潟に移住しました。
土地勘なし、知り合い0の中で過ごした、失敗しないための新潟移住のホンネ。関東からのIターン。を自分の実体験を含めたメリット、デメリットに分けてご紹介します。
- 支援金・補助金
- 仕事
- 環境
- 住居
- 子育て
◆お知らせ◆
新潟市秋葉区の移住専門家、AKIHA移住コンシェルジュのWEBサイトを作らせて頂きました。その中で「移住計画チェックシート」があります。秋葉区、新潟市以外でも移住に興味のある方は参考になると思うので、ぜひご活用ください。
支援金、補助金について
メリット
一番のメリットは手続きして、条件を満たせば誰でも受け取れることです。
行政の支援金
自分が何に当てはまるのかを確認して漏れのないようにしましょう。
下記参考にしてください。
・にいがたU・Iターン総合サイト「にいがた暮らし」U・Iターン支援策
今はコロナの影響もあり、複数の支援金があります。
企業の助成金
勤務先によっては、子育てに関する助成金がもらえる
勤務先がハッピー・パートナー企業であれば、子育てにおいての助成金がもらえます。
詳しくはこちらで確認してみてください。
デメリット
- 申請手続きがめんどくさい
- 満たしていてもすぐにもらえず時間がかかる
- 条件を満たしていなければ、打ち切りにる
僕が越してきたのは2019年春でしたが、それでも市からの支援金を頂きました。
新潟にきて半年で仕事を退職してしまったので、そこまでの分しか支援金はもらえませんでしたが、本来は2年継続してもらえる予定だったので、残りの1年半分は打ち切りでした。
就職、転職、仕事について
地方は仕事が少ないイメージですが仕事はたくさんあります。
詳しくは 雇用の動き(統計資料) | 新潟ワークナビを参考にしてください。
メリット
- 新しく若い経営者が増えている
- 定時で上がれる(会社によるかも)
- Twitterで若手企業の情報収集ができる(僕が来た2019年は情報はほぼ皆無でした)
Twitter、Instagramを強くオススメします!
IT関連の若手起業家や農業などの経営者は必ずといいほど情報発信しています。
「思ってたんと違う」とならないためにも参考にした方がいいです。
デメリット
- 収入が落ちる(移住前の地域にもよるけど)
- 中小の一族経営が多く、考え方が古い(どこの地域も同じかも)
- 職種が制限される(製造業が圧倒的に多い)
僕自身も収入が下がりました。
特に今回のコロナのように、自分以外の原因によって職を失ったり、収入がなくなることが大いに考えられます。
下がってから「どうしよう…」では遅いので、少なくなるのは困る方は、移住前から準備しておくことをオススメします。
移住前に新潟での副業を探せる(新潟の人も、もちろんOK)めちゃめちゃオススメのサービスごあるので紹介します。スキルや経験が合うものがあればぜひ♪
⇒都会で働く人とふるさとの企業のプロジェクトマッチングサービス「ともるい」
環境
埼玉から移住してきたので、かなり環境が変わりました。
デメリット
銀行
メガバンクがほぼありません。
今は第四北越銀行を使っていますが、当時は三菱東京UFJ銀行と三井住友銀行を使っていたのですが、新潟市中央区古町に1つだけ。
ミニストップ
県内にないんです、1店舗も。
ソフトクリームも、夏はハロハロも食べられません…
動物園
ないんです、新潟県には。
以前はあったみたいなんですが、今はないんてす。
動物園ではないけど、動物と触れ合える場所を紹介します。
晴れ間が少ない
関東に比べると、なかなか太陽見れないんですよ。
今まではそこまで感じなかったんですが、比べると明らかに晴れません。
まぁ~、洗濯物が乾かない…
日照時間もこれだけ違います。
東京が1881時間に対して、新潟は1643時間なので、約240時間違います。
単純に1日8時間で考えても1ヶ月分です。
メリット
乾燥しない
日は出ないんですが、マジで「乾燥」しない!
これはビビりました。
関東にいたころは常に保湿で加湿器も必須でしたが、まだ使ってません。
子供の乾燥肌も軽減されたし。
1人1台の車社会
都心部にいて電車やバスなど交通費と比較しても相対的にプラスになりますが、どこまでも行ける移動範囲や、子供が泣いても迷惑のかからない空間などを考慮すると、すご~く快適です。
数字にしてみると意外と費用かかることに気づきますが…
新潟市中央区に住んでいて独身とかであれば大丈夫かもしれませんが、家族があって子供がいたらないと何もできません。
+5,000円で所有の差は大きすぎます。
僕のリアルを出費1ヶ月をざっくり表にしてみました。
埼玉 | 新潟 | 差額 | |
家賃(管理費込み) | 95,000円 | 68,000円 | -27,000円 |
光熱費 | 20,000円 | 30,000円 | +10,000円 |
電車、バスの交通費(家族4人) | 10,000円 | 0円 | ‐10,000円 |
車 | |||
保険(2人分) | 0円 | 20,000円 | +20,000円 |
ガソリン(2台分) | 0円 | 12,000円 | +12,000円 |
合計 | 115,000円 | 130,000円 | +5,000円 |
移住を体験できる
自分がおもっているのと、リアルな現場はやっぱり違います。
時間をとれる人は活用するのもありですよね。
住居について
新潟の都市部なのか、山間部なのか、豪雪地帯なのかなど、住む地域によって全く事情が違います。
新潟市内でも雪が積もる地域と、そうじゃない地域があります。
デメリット
雪かき
この写真は2021年1月に1日で積もった雪です。
焦りました…
雪かきは30分じゃ終わらないので、1時間はみておきましょう。
出かける前と、帰ってからの1時間、1日2時間です。
この写真が雪かき初体験なのですが、もちろん筋肉痛です…(笑)
雪が積もるエリアなら、小説パイプのある住居を選ぶととても快適ですよ♪
※消雪パイプについて:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
光熱費
環境のところでも書かせてもらいましたが上がりました。
メリット
家賃相場が低め
僕は賃貸なのですが、埼玉にいたころよりも間取りは広いです。
駐車場も2台分ついて-27,000円です。
だいぶ下がりました。
賃貸で戸建てもある
車があるので、少し離れた場所で戸建てを借りることも可能です。
海山川すべてが30分圏内
埼玉にいたころはどれも1時間以上でした。
自然を感じたり、アウトドアにはもってこいです。
子育てについて
お子さんのいる方はすごく重要ですよね。子どもについてはすごく悩みました。小学校までには地域を決めたいと。
余談ですが、子育てに関しては悩みに悩み、本を読んだら勉強したりしたので、「子どもが言うこと聞かない!」っていう方は参考に読んでみてください。
⇒子供が言うこと聞かないし疲れた。ママのたった一言で子供の反応が180度変わる接し方
デメリット
雨の日に遊べる場所が少ない
これ本当に心の底からなんとかしてほしいって思ってます。(もしかしたら、知らないだけなのか?)
キッザニアのような仕事を体験できる場所や、遊園地がありません。
新潟市とか、長岡市とか栄えてるエリアはいいんですけど、そうじゃないところは行く場所が少ないので、イオンなどの大型店舗に集中します。
こればっかりはしょうがないのかな…
メリット
希望の保育園・幼稚園に入りやすい
来年から2番目の子が保育園に通いますが、お兄ちゃんと同じ場所に決まりました。
埼玉にいたころは兄弟別の保育園という人は割と多かったです。
待機児童もかなりいました。
そう考えると新潟は、0ではない地域もありますが、比較的希望は通りやすいです。
親としては助かります。
移住を検討してる方は、新潟県の保育所数と待機児童数一覧 暮らしデータ 【goo 住宅・不動産】を参考にしてみて下さい。
トキっ子クラブ
新潟県内在住で18歳未満の子供がいる家庭なら会員登録できます。
加盟店であれば利用できる割引カードなのぜ、是非登録しましょう。
子供と自然
僕はこれが最大のメリットだと感じてます。
趣味も増えましたw
登山
家族でぷらっと山登りに行けるようになりました。
ただ張り紙があって「クマ出没に注意」って、大体書いてあります。
BBQ
場所を借りたり、食材買って、準備して…
手間がかかりました。
新潟は車で少し走れば、いくらでもば所があります。
やっぱり家族で過ごす時間は最高です。
◆うちのBBQは食と自然と虫です(笑)
釣り
小さいころにバス釣りをしてたんですけど、25年ぶりくらいに釣り復活です。
釣るのも楽しいんですけど、帰って捌いて食べるのも最高です。
サビキ釣りでこれです。
子供と一緒にできるし、初心者(僕も3回目…)の方にはオススメです!
◆これからサビキ釣りを始めようと思った方はぜひ♪
⇒海釣り初心者の僕が、道具一式(竿含む)を2827円でそろえてみた。サビキ釣り編。
子供用のお店
基本このどれかは各地域にあります。
◆実際に僕が行った場所を地域ごとに「子供とお出かけ」として紹介しています。
⇒各地随時更新していきますので、どこに出かけようかな~と考えるときにピッタリです。
最後に
僕は家族との時間を大切にしたいので、埼玉では味わえなかった自然との距離がとても魅力です。
まだまだやりたいことは盛りだくさんで、色々な経験を家族と共にしていきたいです。