子供と一緒に力を合わせて解決に歩むwin-winの法則
- 子どもに同じことを何度言っても変わらない
- いつも子供と意見がぶつかってしまう
- 子供と協力して進めていきたい
こんなことで悩んでいませんか?あー言えばこー言うし、言うたびに自分がイライラする…僕自身も何度もそんな経験をしてきました。そんな問題を今日で終わりにする子供と一緒に力を合わせて解決に歩む「win-winの法則」というものをご紹介します。
3つの注意点
いきなりですが最初に注意点をお伝えします。
怒るのは禁止ですよ!
win-winの法則の具体的な手順
それぞれ解説しますね。
①話し合いの目的を明確にする
「何」について話し合いをするのか、まずは問題を明確にしましょう。
例:おもちゃを片付けられるようにしたい
これでも悪くはないのですが、もう少し具体的にしましょう。
「おもちゃで遊んだら、おもちゃ箱に片づけられるようにする」ための話し合いです。
②意見を出し合う
お互いが思いつく限りの色々な解決策を出し合います。ここで重要なのはアイディアの数です。どんなにおかしな意見でも、非現実的な意見でもOKですよ。
例:
・おもちゃで遊ばない
・分かりやすい場所におく
・おもちゃ箱を大きくする
・ご褒美をあげる
・部屋の真ん中に置く
・一緒にやる
・「おもちゃで遊んだら~」と促してあげる
…
どんなに馬鹿げた意見でも構いません。ここは楽しみながら、全てを肯定して数を出して行きましょう♪少なくても10以上(本当は30個くらい…)はがんばって案を出してみましょう。
③現時点での答えを出す
②で出た解決策を子供と話しながら、言葉を足したり、消したり、まとめたりして、一言にまとめます。
完璧でなくて大丈夫。現時点での解決策を出して行きます。ベストじゃないかもしれないけど、お互いがOK、受け入れられる案をまとめていきましょう。
例:大きめのおもちゃ箱(ぐちゃぐちゃに入れても入るサイズ)を新しく用意してステッカーを貼り、できたかどうかを目で見えるようにチェックする。
④計画を立てる
具体的にどのように実行していくのかを考えます。誰が(Who)、何を(What)、どのように(How)を具体的に決めて行きましょう。
例:
・おもちゃ箱(母)→ニトリに収納を買いに行く
・おもちゃ箱に貼るステッカー(子)→次の買い物のときにポケモンのステッカー買う
・チェックするもの→チェック用紙を作成して、できたら〇を書いていく
・チェックは1日1回、夜寝る前に片付け→できるようになったら、回数を増やしていく
⑤チェックする
しっかり行動に移せているのかどうかを確認します。もし問題があれば子供と一緒に軌道修正、再検討、③からやり直しをしたりします。チェック時には、自己肯定感を育む魔法の言葉を活用してみて下さい!
最後に
このwin-winの法則は参加する人数が増えても(家族など)活用できます。この手順通りに進めていけばお子さんが変化することを実感するはずです。大事なことはコミュニケーションの基本である「聴き方」と、「伝え方」ですので忘れないでください。
お子さんとの関係をより強い絆で結ぶためにも、ぜひ活用してみてください。