理想の自分をつくる言葉の力。暗示と催眠の効果
あなたは普段、自分にどんな言葉をかけていますか?
- どうしていつもうまくいかないんだろう…
- 私ってついてない…
- なんかいいことないかな…
- 次こそは…
こんな言葉を発していませんか?
きっとあなたがよく発する言葉通りの現実になっているはずです。
今回はそんなあなたの理想の自分をつくる言葉の力。暗示と催眠の効果について紹介します。
暗示と催眠について
暗示
言葉や合図などにより、人の思考、感覚、行動を操作・誘導する心理作用のこと
催眠
暗示を受けやすい変性意識状態のひとつ
変性意識状態
日常的な意識状態以外の意識状態のことで、非常にリラックスした状態のこと
得られる3つの効果
①自信が持てる
②理想の自分に近づく
③変化する
他にもたくさんあるのですが、今回は特にあなたに大きな影響を及ぼす3つに絞って解説します。
①自信が持てる
自信とは自分を信じる力です。
何かにチャレンジしたときに、「やってみよう」と感じられるのは一言でいうと自信があるからです。
できるかな、大丈夫かな、不安だと感じるのは自信がないからです。
僕は何事にもできるという自信はあまりありません。
でも、自分なら大丈夫という信じる力を持つことができました。
この信じる力があるのかないのかで、あなたの今後は大きく変わって行きます。
②理想の自分に近づく
あなたが思い描く理想の姿に近づいていきます。
なので、なりたい自分を言葉にできるようにしましょう。
③変化する
自信が持てて、理想の姿に近づくので、当然あなたを取り巻く環境は変化していきます。
信頼が増して充実した時間を過ごしたり、出逢いが増えたり、出世や昇格によって収入面が変わるかもしれません。
何が変わるかは人によって違いますが、今とは違った過ごし方になります。
失敗例、注意点
・自分に合わないと感じる
・違和感がある
・胸に引っかかる
・言葉に抵抗がある
・嫌いな言葉
これらの言葉を使っても、効果はマイナスに働きます。
他の本や、サイトではほとんど見たことがないので、これだけは覚えておいてください。
あなた自身がどう思っているのかではなく、心でどう感じているのかが重要です。
正しい活用方法
ただ言葉を発していても、自己暗示をかけられるわけではありません。
この状態を自分で作ることで、より効果を発揮できるのです。
①リラックス状態
②α波の活用
③心地よい言葉を選ぶ
①リラックス状態
精神的に低緊張な状態であること。
この状態では、怒り・不安・恐怖から解放されている。
分かりやすく言うと、ぼーっとしてるときです。
特に起床直後や睡眠前は心も体もリラックスしていて、脳にとっては最高の状態です。
この2回は、自己暗示をかけるチャンスです。
α波の活用
リラックス状態のときに、脳波はα波になります。
このときに意識と無意識の壁が緩むので、暗示が入りやすい(理想に近づける)です。
●α波については自分らしく過ごすためのリラックスの効果と及ぼす力で詳しく解説しています。
どんなに意識して自分に良い言葉をかけても、肝心な無意識が拒絶していたら全く言葉の力を活用できません。
実際に僕が営業職をしていたとき、数字(結果)のために分かっているけど行動に移せないということがありました。
これこそが、意識して自分には「できる」と言い聞かせてますが、無意識では「それは人として間違っている」と拒絶していたことが今だから分かります。
③心地よい言葉を選ぶ
プラスの言葉を発すればいいわけではありません。
例えば僕は「成功者」、「お金持ち」、「稼ぐ」という言葉がどうもしっくりきません。
それよりも「自分らしく」、「豊かさ」、「貢献する」という言葉の方がしっくりきます。
人がどんな言葉を使うのかよりも、あなた自身がどんな言葉を発するのか、その言葉をどう感じるのかの方が遥かに今後に影響を及ぼします。
是非自分にとって、心地よい言葉選びをしてください。
まとめ
言葉には人をプラスにもマイナスにも導く効果があります。
もしあなたが、「今までうまく活用できてなかった」と感じるのであれば、間違いなく今後は徐々に変化していきます。
正しく使いこなして、自分らしく幸せに過ごすために役立てて下さい。