怒りやすい、すぐイライラするあなたが感情とうまく付き合う方法
子供や家族、親に対して、もしくは仕事の部下に対して。あなたはいつもイライラしたり、怒ったりすることはありませんか?
以前の僕自身も仕事が思ったようにうまくいかず、家に帰り、ちょっとしたことで子供に強く怒ってしまったり、自分の感情を出してしまうことがありました。そのときはそれでスッキリするんです。「何回言えば分かるの?」、「学校で教わったでしょ!」と都合のいい言葉を並べて。でもあとで後悔するんです。なんであんなことを言ってしまったのだろうって…
今回はそんなあなたが怒りやすい、イライラする感情とがうまく付き合う方法をご紹介します。
怒りの前にある心理メカニズム
実は怒りの前には、必ず「期待の感情」が存在します。人は誰でも、「こういうときはこう」とか「こうあるべき」という今までの経験から培った自分の価値観や考えを持っています。そんな自分にとっての当たり前を人にも期待してしまうのです。あなたが相手に何かを期待しても、期待通りになればいいですが、そうでなければ裏切られた気持ちになれませんか?
例えば、給料日に給料がもらえなかったら?家族で旅行に行こうと話していたのに、仕事で行けなくなってしまったら?子供が約束を守らなかったら?どうでしょうか。
あなたが約束や決まり事を守る人であればあるほど、裏切られた感情は怒りに変わりませんか?
【期待→怒り】これが怒りの感情のメカニズムです。
怒りの感情との付き合い方、対策
相手を身近な人ではなく、他人、1人の人として接してみることです。子育てされているママやパパ、他人の家の子に怒りを感じますか?仕事で他店のスタッフを怒りますか?きっと怒りの感情はないはずです。なぜなら、期待をしていないから。他人だと期待はしいないんです。でも自分の子供、自分の店のスタッフは違います。自分の価値観や感情で接してしまうのです。
このように近い距離、親子のような感情を母子一体感と言います。
今から他人として接してみて下さい!というのも難しいので、まずは認識してみましょう。自分にとっての当たり前で子供や家族、部下に接していないか。認識できて、気づけたら行動を変えていけます。
思考が変われば行動が変わる、行動が変われば結果が変わる。こんな言葉があります。今すぐに変わらなくても、少しずつ変化していきます。
まとめ
自分次第で相手は良くもなるし、悪くもなります。
あなたがイライラしたり、怒りを持つことで相手に伝わります。そのせいで萎縮して、できなく”させている”こともあります。
相手に期待することを少し手放してみませんか?
期待してしまって、なかなか捉え方を変えられないという方は固まりきった過去を一瞬で変える方法を読んでみてください。きっと変わるきっかけが見つかりますよ。