子供が言うこと聞かないし疲れた。ママのたった一言で子供の反応が180度変わる接し方
- 全然話を聞かない
- ご飯を食べないで遊ぶ
- 遊んだら片付けない
- テレビをつけっぱなし、お風呂に入らない
- 歯磨きしない
あーもう疲れた!なんでこんなに言うこと聞かないの?言うこと聞いてくれたらもっと楽になるのに…
こんな経験したことありませんか?
お子さんと一緒にいたら、ただでさえやることが多いのに、全然思い通りにならなくて言うこと聞かない。
イライラも爆発しそうになりますよね。(爆発してる方もいるかもしれませんがw)
今回はそんな悩みをママのたった1言で子供の反応が180度変わる接し方をご紹介します。
どうして言うことを聞かないのか
子供が言うことを聞かない理由は大きく3つの原因があります。
①信頼関係
信頼関係がしっかり構築されていないことがあげられます。なんて失礼なことを!
信頼関係はあるに決まってるでしょ!
キリンママ
そりゃ怒りますよね。失礼しました(笑)
キリンママ、少し違うんですよ。
oka
お子さんの前にご自身はできていますか?
例えば、お子さんから「ねぇねぇ、話聞いて~」と料理中に話しかけられたら、どんな言葉を返してますか?
「今料理中だからあとでね~」って声かけたりしてませんか?(笑)
これは僕もしてました。
なんなら、いまだにしてしまうこともありますが…
これは子供からすると、話を聞いてほしいというお願いなんです。
お願いを断られたってことなんですね。
お願いを断ることが何度が続いてから、パパママからのお願いは当然聞きません。
あなたならどう感じるでしょうか?
職場で仕事を頼むといつも「今ちょっと忙しんだ。ほかに頼んでもらえる?」と毎回断る同僚がいます。
そんな同僚から仕事を頼まれて、快く引き受けようって思いますか?
思わないですよね。
これが信頼関係が構築されてるということです。
②優先順位(めんどくさい)
①と内容が近いところもありますが、子供にとって今重要なことがあるからです。
- テレビを見てる
- YouTubeを見てる
- 遊んでる
”それは言い訳”ってこんなときに話しかけられても「今は忙しいから」、「少し待って」、「後にして」って思いませんか?
- 料理中
- お皿洗い中
- 掃除中
などが、いい例です。
③やり方が分からない
そもそもやり方が分からない(言葉が伝わらない)ことがあります。
なにかをするときに、「ちゃんと」、「しっかり」、「なるべく」、「少し」、「早く」なんて言葉をつかっていませんか?
はっきり言いますが、子供には分かりません。
これって、その人の感覚ですよね?
確かにそうよね…
これから気を付けてみるわ。
キリンママ
※これは例外ですが「聞こえてない」こともあります。
テレビ、ゲーム、お絵かきなど子供が何かに集中しているときは、そもそも声が耳に届いてないかもしれません。
反応がないときは、近くに歩んで声をかけえてみるのもオススメですよ!
できること
今すぐできることってたくさんあるんですよ。
その中でも”すぐに変化が期待できるもの”と”遅れて今後変化が期待できること”に分かれるので、ぜひ知っておいてください。
すぐ変化が期待できること
言葉を変える
伝わる言葉と、伝わらない言葉があります。
その違いは「何」を言葉にしているのかです。
子供にまだ食べたことのない初めての料理を食べてもらいたいときに、
- おいしいから食べてみて~
- この味がたまらんのよ!他にはないお味。ほっぺがとろける~
1と2どっちが食べたくなります?
2番ですよね!
人は理屈じゃ動きません。
感情で動くんです。
「理動」っていう言葉はないけど、「感動」っていう言葉はありますよね?
相手に伝えようとか、伝わるように話すんじゃなんくて、自分が感じたことをそのまま相手に伝えるんです。
これは子供に限ったことではなく、大人も万人に当てはまります。
仕掛けを活用する
これは仕掛学者の松村真宏(まつむらなおひろ)さんが研究されていることなんですが、とても参考になります。
私生活にいくつか取り入れていますが、好きなのは「トム・ソーヤの法則」。
ネーミングが楽しそうじゃないですか?
名前の通り「楽しそう!」って感じてもらい、行動する方法です。
遅れて今後変化が期待できること
期待しない
子供への期待値を下げることも重要です。
こう言うとと「うちの子はダメ、期待しないってこと?」と聞かれれることもありますが、そうではありません。
ご飯を食べなくていつも怒っているのなら、”子供が食べると思って食べさせる”ことを一時的にやめてみましょう。
”どうせ食べないんでしょ!”と思うようにしてみて下さい。
これで食べなくても、がっかりはしますがイライラはしなくなりますから(笑)
その分、食べたときの嬉しさは倍増しますよ!
これはもう生理的な話ですが、お腹すいたら食べます。
必ず。
だから安心してください。
信頼関係を作る
自分の行動を一旦とめて、子供の話に面と向かって聞き入れることです。
具体的な方法はSNS時代は変わった?信頼関係を築く話の聴き方とは。に書いてあるので、良かったら見てみてください。
正直これが一番難しいかもしれません
そのかわり、関係性の効果ははかりしれません。
子供が話しかけてきたとき(お願い)に、料理中でも、掃除中であっても、洗い物の途中だとしても一旦中断して、聞いてあげましょう(受け入れる)。
こうすることによって、子供からの信頼はどんどん深まっていきます。
あなたが「ご飯食べよう(お願い)」と声をかけたときも、「分かったよ(受け入れる)」と返事をくれるようになります。
これを子供の気持ちや行動に関係なく、無理やり親の力で行動させたとします。
- ご飯を食べなくて、口の中に強引にご飯を入れたり
- テレビを見てるのに、勝手に消して子供に怒ったり
- 「悪い子は出ていきなさい」とか
そのときはいいかもしれませんが、これを続けると、子供は自分の気持ちを抑えて人に意見することをしなくなります。
言われたことをしないと”悪い人”なんだと脳に刷り込まれていきます。
成長しても自分で考えることができず、誰かの言いなり。
善悪の判断はできず、自分の感情を押し殺して過ごします。
そしてあるとき感情が爆発して(キレて)昨今のニュースのように、最悪の場合事件が起こってしまうこともあります。
もちろんそうならないこともありますが。
確かにニュースで見たりすると、家庭環境はあまりよくないのかもしれないわね…
自分が忙しくても、断らず対応できるように意識してみるわ。
キリンママ
まとめ
子供にも心があります。
子供だからではなく、あなたが普段接する大人と同じなんです。親の言うとおりになんでもする”いい子”になれば、将来間違いなく大人になってから苦労します。
あなたの接し方や声のかけ方でいくらでも変わっていきます。
【子育て編】オススメ本でもいくつか紹介してるので参考にしてみてください。
あなたに1つでも取り入れて頂けて、子育てが少しでも”ラク”になってくれたら本当にうれしいです。