固まりきった過去を一瞬で変える方法
ちゃんとしないといけない、人に迷惑をかけてはいけない、人を頼ってはいけない、このように○○しなければならない、○○であるべきだと感じていませんか?
それは本当でしょうか、正しいのでしょうか、幸せになれるのでしょうか。
今回はそんなあなた固まりきった頭を一瞬で変えるための秘密をご紹介します。
自分にどう影響を及ぼすのか
感情は出来事によって作られると思いがちです。
出来事 → 感情
でも実際には感情に影響を及ぼすのは、あなたの受け取り方なのです。
これを、ABC理論と言います。
出来事:A(affairs) → 受け取り方:B(belief) → 感情・結果: C(consequence)
例えば、
A:仕事をクビになった
B:自分は仕事ができないから
C:仕事は向いてない
↓受け取り方を変えると、
B:時間ができたし、なかなか行けなかった旅行に時間を使ってみよう
C:有意義な時間を満喫できて幸せ
あなたの受け取り方で、今の感情はいくらでも変えていけるのです。
2つの捉え方
①イラショナルビリーフ
思い込みや非現実的な受け取りかたです。
例えば、
・成功しないと意味がない
・お金を稼げば幸せになれる
・人なんて信用できない
・離婚は良くない
・女性はわがままだ
・男性はみんな浮気をする
ノイローゼの人は最悪のビリーフを持つ傾向にあります。
②ラショナルビリーフ
事実に基づく、論理的な受け取り方です。
例えば、
・功績を成した
・○○円稼いだ
・○○さんが嘘をついた
・自己主張が強い
・浮気をした
あくまで客観的に事実を捉えます。
思い込みの作られ方
多くの場合は、子供の頃に親によって作られています。人はもともと受け取り方は決まっていません。
しかし成長する過程で、無意識に身に付けてしまうのです。
例えば、
・早く起きなさい
・静かにしなさい
・お兄ちゃんを見習いなさい
・残さず食べなさい
・早く着替えなさい
etc…
子供は親に頼らなければ生きていけない時期が長いです。
ビリーフに逆らうことはできません。
親に認められたい、愛されたい想いで本能的に受け入れようとします。
まとめ
・ABC理論
・2つのビリーフについて
・ビリーフ形成
これらを知ることで、あなた自身の考えや思い込みに気づけるはずです。
①知って
②気づいて
③感じたら
④行動すれば
⑤結果は変わります
まずは自分を知ることから始めましょう。
◆次の心理学講座へ進む