思い込みの激しいあなたが、プラスの効果に変える「プラシーボ効果」
毎日起こる出来事や、これから進みたい方向に対して、あなたはどんな捉え方をしていますか?
その捉え方でプラスにもマイナスにもなります。
今回は日常に大きな影響を及ぼすことができるプラシーボ効果について解説したいと思います。
意味
ハーバード大学麻酔科の教授であるBeecher博士で,1955年に発表した「The Powerful Placebo」です。
自分自身が思い込んだことが、現実に良い影響を与えることです。心理的には何の疑いもなく信じている状態です。
その逆はノーシーボ効果と言います。
- 自分自身が思い込んでいるということが重要!
- 意識しているとう状態ではない。
- 自分にも活用できる
活用方法
①仕事で部下に対して成長して欲しいという期待を持っている場合
→自分の上司からその部下に「君ならできるから、今後が楽しみだ」と伝えてもらうことで、その部下は期待からヤやる気(モチベーション)が上がり、行動が変化します。
※本人ができないと思っていたとしても、それをやり切ってしまうのは、プラシーボ効果が働いているからです。
②新しく何かに挑戦しようとする際に
→挑戦する前ににたくさん下調べをして、準備をしたから「これだけ準備したからうまくいくはずだ」という思い込みが、プラスの結果に導いてくれる。
※プラスの感情が、プラスの行動を引き起こし、結果に繋がります。
③体調がすぐれないとき
→医者の友人から「これを飲めば大丈夫だよ」と言われることで、彼が言うのだから間違いない大丈夫だと感じます。
それが例えただの小麦粉だとしても、現実に効いてしまうのです。
※医者という立場(権威のある人)の発する言葉だからこそプラシーボ効果が働きます。
まとめ
自分自身が、もしくは相手がどう思い込んでいるのかが大切です。
それ次第でプラスに働き、その人が持つ能力以上の結果を出すことも十分に考えられます。
是非うまく活用して、成果に繋げていきましょう。