【インタビュー】世界的なプロデューサーが主催するコミュニティもサポート。その秘訣は魅力を活かすこと。
自分らしく生きるという言葉が注目を浴びる中、実際に自分らしく生きる人とはどんな人がいるのか?
自分らしさを活かしてコミュニティを運営される方を多数サポートされる、株式会社ふたつぶ執行役員CCO(チーフコミュニティオフィサー)の伊藤竜海さんに話を聞いた。
最大の魅力は素直さ
「今まで大変だったこと、つらかったことは?」
この質問に言葉を詰まらせていた。
考えているのではなく、なんとか言葉を捻り出そうとしているように写った。
人にインタビューをしていて、なかなか見ない光景だ。
一般的に大変なことやつらいことは多々あって、その中から選ぶことが多い。
でも彼は、その経験がすぐに出てこないから、記憶をたどって探していた。
当時の仲良くしていた人に、嫌われないように追いつこうと無理をしていたとき
このやりとりがきっかけとなって垣間見えたのが、竜海さんの優しさであり、最大の魅力は素直さ。
逆に言うと自分に嘘をつかないこと。
自分にしっくりくる選択をしているので、客観的に見れば「それはつらいでしょ?」と感じることが当の本人はつらいどころか楽しんでいるのだ。
自分に素直でいるということは、僕自身たくさんの方(人生を楽しんでいると客観的に感じられる方)に話を聴かせて頂いて、100%みなさんに共通しているポイントだと感じる。
人を繋ぐ原点は幼稚園
「一番の強みだと感じていることはどんなことですか?」
人を繋ぐこと
思い返すと、幼稚園の豆まきまでさかのぼる。
当然豆まきの話かと思うとそうではなく、鬼を怖がって泣いている友達がいる。
その友達を子供の頃の竜海さんが気にかけいたというのだ。
高校生のときは書道部の部長として、部員に声をかけてランチ会を開催。
一般的には地味な印象があるが、1つの企画として楽しさが部外にも感じてもらえるように働きかけた。
社会人になり趣味で音楽サークルを立ち上げたときも、コミュニティとして人が繋がる場になっていった。
振り返ると、竜海さんは幼少期から人を繋ぐことに関わる行動を無意識にし続けていた。
”強み”は本人にとっては当たり前にしてきた行動にあることが多い。
今後のビジョン
「今後の夢とか目標がありますか?」
明確にこうなりたいというものはないそうけど、なんとなく月の半分は仕事をして…
そのあとにこう言い切った。
今を精一杯生きること
実は竜海さん、ふたつぶの代表である福田さんからの仕事のオファーを一度断っているそう。
当時の状況とタイミングが合わなかったと言うが、のちに竜海さんからお願いして仕事の話を聞きに行って今がある。
そんな竜海さんのビジョンはコミュニティのサポートを通してさらに成長し、抱えるサポートチームを拡大していくのが楽しみと語った。
今を精一杯過ごす彼が、唯一話した未来の話はやっぱり人を繋ぐことだった。
プロフィール
伊藤 竜海さん
株式会社ふたつぶ執行役員CCO (チーフコミュニティオフィサー)
オンラインサロン、コミュニティ全般のサポートをする。コンサルティング、講師、サポートする人の育成など多岐にわたる。サポートするコミュニティは数人の小規模なものから、世界的なプロデューサーとして、Konmariをはじめ、多くのプロデュースを手がける 夫の川原 卓巳さんが主催する1000人以上が参加するオンラインサロン「SENSE~自分らしさ探求室~」のサポートまで様々だ。
歯科医院の事務として社会人になり、温泉施設の支配人、飲食店の立ち上げを経て現職。
趣味は料理と映画鑑賞。
最期に。
僕が竜海さんを最初に知ったのは、サポートされてる川原卓巳さんのオンラインサロン「SENSE~自分らしさ探求室~」に入会したことがきっかけ。
実際に今までどのように歩んできたの?何がきっかけで今の仕事に?どんな人なの?と単純に僕の興味から貴重な時間を頂くことができた。
竜海さんには感謝しかない。
本当ににありがとうございました。
そして、これからも宜しくお願い致します。