人に影響を与える色の心理効果
普段何気なく来ている服や、身に付けているアクセサリーに影響を受けていることを知っていますか?
黄色が目立つファッションの人を見て暗い人だろうとは思いませんし、 やる気のないときに赤い服に袖は通しません。
このようにあなたは相手を、または自分自身を無意識に心理的に働きかけ、影響されているのです。
今回はそんな人に影響を与える色の心理効果をご紹介します。
赤の心理
特徴
強さ、エネルギー、自発的な色、活発さをアピール
効果的な活用法
赤は気持ちを前向きにさせてくれる色です。疲れて無気力なとき、スポーツなどで競争心を駆り立てたいとき赤は有効です。
クリエイティブな才能が要求される人は、完成を鋭くするために身に付けるのみいいかもしれません。赤の中でもカーマインはそのパワーが強い色です。
避けた方がよいとき
イライラしてる、怒りっぽいというときに赤色を身に付けるのは逆効果です。一気に爆発してしますこともあります。なかでも栗色は、ネガティブならえ方をすると「被害所意識を生む」色です。自分が犠牲的な立場にいると感じているときは避けた方が無難です。
ピンクの心理
特徴
かわいらしさ、やさしさ、女性らしさ、平和的な色、精神的な充足感をもたらす
効果的な活用法
かわいらしさを相手にアピールしたいときに効果を発揮するのがピンクです。「優しい気持ち」を持ちたいと願っているときもこの色は有効で、身に付けていると相手を思いやる気持ちが生まれ、自分自身にも優しくなれます。なかでも※珊瑚色やローズピンクは無私の愛に包まれたような気持になります。プレッシャーをやわらげ、素直に楽しみたいときはストロベリー、ローズレッドが有効です。
避けた方がいいとき
他人に依存しがちな心理状態のときは避けましょう。あなたの自立心のなさに手を焼いている上司や彼に会う際、ピンクを着ると相手に頼ってしまいやすくなり、さらに評価が下がる危険もあります。
オレンジの心理
特徴
やさしさ、思いやり、明るさ、開放感、を与える色です。自立心を高めてくれます。
効果的な活用法
明るさや開放感など前向きなパワーを持つオレンジは、失望しているとき、明るさや喜びを求めているときに身に付けると効果的です。シリアスな雰囲気になりそうなシーンでも、周りの人の感情を和らげてくれる力があります。
自立心を高めてくれる効果もあるため、ネガティブな自己イメージを払拭したいときもオレンジの力を借りてみましょう。
なかでも柿色は新しい自分を見つけたい人にオススメです。
避けた方がいいとき
「仕事がぜんぜんうまくいかない」「彼の本心が分からない」など、精神的に混乱しているときは避けた方がいい色です。欲求不満を強く感じているときもNGです。また、吐き気を感じているなど気分が悪い場合、さらにその気持ちを強めてしまします。二日酔いの日はオレンジ服は避けましょう。
黄色の心理
特徴
理性、判断力 、自信を高めてくれる半面、自己中心的な考えを増幅させます。
効果的な活用法
冷静な判断が必要なときゃ中立の立場や周囲との距離を保ちたいときは黄の力がサポートしてくれます。また、理性的に考えたい、記憶力を高めたいときも効果的でなので、ビジネスシーンでも力を発揮します。面接の際は、ダークグレーや紺のスーツに控えめなゴールドのアクセサリーを使うと好印象です。内なる知恵を目覚めさせるにはゴールドです。
避けた方がいいとき
自己中心的な考えを増幅させる面もあるので、心が苛立っているときに着ると物事を過度に批判しがちです。いらだちや嫌悪感も増幅させてしまします。とくに鮮やかな黄色にその傾向が強く、レモンイエローなど黄緑がかった黄色は弱めです。
明るさや希望を与える。運動神経を活性化させる。脳の活性化がよくなり頭の回転が早くなる。集中力がアップする。
青の心理
特徴
リラックス効果、鎮静作用に優れます。誠実さや英知もアピールできます。
効果的な活用法
ゆっくりと静かにリラックスしたいときや、緊張をほぐしたいときに効果を発揮します。精神的に疲れを感じているときもブルーのアイテムはオススメです。なかでも水色は、緊張し、神経を使う場面に身に付けていくと、気持ちの高揚をおさえ、勇気を与えてくれます。
避けた方がいいとき
気持ちを静めてくれる青は、落ち込んでいるときや気分がすぐれない日に着用すると、さらに落ち込んでしまう恐れがあります。そんなときは青系の色は避けた方が無難です。
また誠実で律儀というイメージを与えやすく、感情に乏しくなりがちなので、積極的に活動したいときも避けた方がいいです。
緑の心理
特徴
調和や素直、幸福感。穏やかで平和的なイメージを演出します。
効果的な活用法
グリーン系の色が効果を発揮するのは、少し情緒不安定なときです。優柔不断になっていたり、ナーバスになっているときに着ることをオススメします。
アップルグリーンは健康と幸福と新しい出来事を象徴する色です。青みを帯びた緑楽天的な気分にしてくれ、自分自身や他人を信頼する気持ちをアップさせます。また、自然の植物のように鮮やかな緑は、理解力を深め、周囲と助け合う力を引き出してくれます。けんか中だった彼と仲直りしたいという人は、緑の装いで素直な自分を引き出してみて下さい。
避けた方がいいとき
大胆な決断や行動が必要な日は避けた方がよいです。仕事で上司と対決しなければいけない、なんて日にもオススメできません。なんといっても緑は「調和の色」です。強い態度で臨むつもりが、のんびり平和ムードを漂わせてしまい…なんて可能性もあります。
紫の心理
特徴
後期、神秘、優雅というイメージを与えます。平和と静けさをもたらす力があります。
効果的な活用法
パープルはなんのわだかまりもなく、愛と平和を望むときにふさわしい色です。静けさをもたらしてくれるので、瞑想などこころを集中させる必要がある際にもオススメです。
また、紫はこころをオープンにする力があり、創造的なエナルギーが働くためのチャンネルを作り出します。
避けた方がいいとき
規則に縛られすぎてフラストレーションがたまっていたり、過度に周囲の反応を意識してしますときに鮮やかな紫はタブーです。何か心配事がある時期も、紫を身に付けたことがきっかけとなり、情緒不安定になる可能性があります。
白の心理
特徴
与えるイメージは清潔、純粋、潔白、神聖などです。気持ちをニュートラルにしてくれます。
効果的な活用法
白にはこころをニュートラルな状態にする力があるので、新たなスタートを切りたいときや、立ち止まって考えたいときなどに効果的です。洞察力が必要になっている時期は、意識的に白を着てみて下さい。現実逃避や甘えの気持ちが強い時は、ポジティブに現実を受け止めるパワーを与えてくれます。
避けた方がいいとき
さみしいときや孤立感が強いときは、白を着るのは避けた方が無難です。大きな決断を下すときも、白色にはそれをサポートする力がありません。
黒の心理
特徴
威圧感、威厳、強さをアピールします。絶望、罪、死、悲哀といったネガティブなイメージもあります。
効果的な活用法
黒は無言の威圧感を持ってる色です。等身大の自分に自信がないとき、その不安をカバーしてくれます。不安を抱えつつ大事な会議に出席するときには、黒や紺のスーツがいいです。
避けた方がいいとき
死や悲哀のイメージを持つ色なので、パーティーなどの華やかな席に出席するときは、黒一色は避けましょう。ドレスは黒でも、アクセサリーや小物類に明るい色を組み合わせましょう。
また、物理的に黒はすべての光を遮断してしまう性質があるため、「すべての色を受け入れたくない意思表示」の色にもなります。自分の世界に閉じこもってしまいがちな色でなので、気分が落ち込んでいるときは避けましょう。
グレーの心理
特徴
誠実、平静といったイメージがあります。一方、平凡、控えめな印象も与えます。
効果的な活用法
誠実というイメージが強く、ビジネスシーンで使いたい色です。まじめさや中立といった印象を与えることができます。客観的に物事を判断したいときなどには特に有効です。また、あまり個性も強くないため、控えめを心がけたいときにも効果的です。
避けた方がいいとき
前向きで活発なイメージがないため、不安を感じているときは避けた方がいい色です。グレーの力に引きずられ、積極的な気持ちになれません。華やかさやにかけるため、お祝い事の席にも向きません。
まとめ
色にはそれぞれ意味があります。
今のあなたの状態、相手の状況に合わせて、お互いがプラスになるように活用してみましょう。
色の活用であなたの生き方は変わります。